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2013年1月7日月曜日

風邪ひいて帰ってきた (プレランの件 第六夜)

年をまたいですっかり忘れかけてたプレランの件、やっと終わり。


海岸へ寄り道して8番ラーメンから出てきたら一気に天気が悪くなってきた。

朝は晴れてた富山市街へ向かうもののこっちも既に雪の中。
慣れない道はプロ(トラック)に挟まれてると安心で楽。
前触れなく突然無意味なブレーキ  とかでビビることがない。

それでもノーマルタイヤで80km/hで流れる8号線は生きた気がしないくらい恐怖。
本気でヤバイと思ってたときに陸橋が見えてちょっと渋滞してたのを見て、あの坂は絶対登れないし途中で止まれないと思ったので陸橋直前のガススタンドへ退避。

スタッドレスの見積もりしてもらったら約7万。
とても払う気にはなれなかったので軒下を借りて遂にチェーン装着。
ここで "チェーンなんて初めて見たので装着するところ見てていいですか?" と、早速好奇の目が。

見たいだけ見るがいい、
とか思って作業してたらスタンドの少年はすぐにいなくなってた。
そんなにおもしろくなかったみたい。

走り出したら案の定、ジャッ、ジャッ、ジャッ っていうチェーンの音に反応して道行く人がニヤいてる。
まあいいさ、もう夜だしこれから糸魚川 ⇒ 白馬 ⇒ 大町(爺ヶ岳付近)と進むのでいずれどこかでチェーンを装着する必要があったんだし、恥ずかしさよりも安心感の方が勝る。

それでも雪が無い場所になると恥ずかしさmaxだけど、

ちょっと進めばまた雪。 とかでチェーンを外すタイミングは無い。(↓親不知付近)

途中、親不知の道の駅で少しだけ休憩して、

一気に道の駅白馬まで走って車中泊。
糸魚川から白馬まではかなり交通量が多かったけどチェーンを装着してた車は途中ですれ違ったトラック2台だけだった。
みんなスタッドレスだけで信じられないくらい飛ばす。
80km/hくらいで減速なしに雪の轍切りとかしながら抜かれる。
追い越し途中でスピンするんじゃないかと、見てるほうはびくびくしてたけど何も起こらない。
慣れればあんなもんなのか。

明け方に寒すぎて目を覚ましたら車内はマイナス10℃でペットボトルの水とかも全部凍ってた。
そりゃ目も覚める。
寝具の4レイヤーもマイナス10℃で耐えられないなら雪山でテント泊は無理だと悟る。
高校生のときは冬合宿でテン泊4泊とか毎年やってたけど、それはTNFとかの大型テントで1つのテントに5~6人だったからっぽい。
相当な装備がないと厳冬の富士山頂でソロ1泊とか絶対無理っぽい。(する気もないけど)
てかそんな所でガッツリ寝ようとすること自体が間違いな気もする。

明るくなってまた恥ずかしい思いをしながら大町を過ぎたあたりでやっとチェーンが外せた。
あとはひたすら甲州街道を走るだけ。

塩尻を過ぎて諏訪湖岸を走り、
勝沼から先は中央道笹子トンネル事故の影響で甲州街道は渋滞。
(↓笹子峠付近で大渋滞中。 12月下旬)

渋滞ですっかり集中力も落ち、ゴールの世田谷まで走るのも面倒になってきたので道の駅八王子滝山へルートを逸れる。
(ここの道の駅は中途半端な場所にあるので普通ならまず寄る機会はない。寄ったのは今回初めて。)

なんだか黄昏てきたのでもういいやと思い、ここで終了にした。
その足で早速今回のネガを発送しに郵便局へ。
まだ数枚分フィルムが余ってたので意味も無くシャッターを切ってから発送。

ということでKOFR2013のプレラン終了。 白馬での1泊で完全に風邪をひいた。

帰ってから早速スタッドレス履いたし、

その後、今まで使ってたチェーンがスタッドレスタイヤでも使えることも確認できた。

今年は車で走ってみようかな。

でもそれ以前に早く雪道とか凍結路を走ってみたい。
そんなこともあって初日の出を見にわざわざ富士山御殿場口へ行ったのに、あいにく完全な乾燥路だったのはちょっとがっかり。

大晦日から元旦にかけての御殿場口はいつものトンネル脇の駐車スペースはいっぱいで路上に車が溢れてた。
中にはチェーンを着けた車もあったから富士宮側は雪があったのかもしれない。
明けて元旦は快晴だったので雪を求めて走っても無理だと思ってこの日は潔く帰った。

2月の富山の前に蔵王とかに行ってみようかなとちょっと思う。

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