Recent

2012年12月22日土曜日

トレッキングポールをDIY 完成

最後にグリップと雲台、クイックシューを付けて完成へ。


主要部分はもうで出来上がったので次は雲台固定部の仕上げ。
前回圧入したアンカーはパイプのエッジとほぼツライチになったけどこのまま雲台を固定してしまうとアルミ同士でリジットになってしまうのでゴム板を挟むことにした。
1mm厚くらいならカメラの重みで剛性が無くなる ってことも無いだろうと思って。

次にグリップ。
アルミパイプがΦ19mmで用意したスポンジの穴は18mm。
グリグリ力を入れて何とか突っ込めるくらいのサイズ感。

長さは平地と急斜面で握る位置を変えられるよう、今まで使ってた市販のポールを真似て少し長めで220mm。

まずはボンドの貼り付きを良くするためにアルミパイプの表面をペーパーで磨いた。というか削った。
たしか300~400番くらい。

そのままボンドを塗ってしまうとグリップが突っ込めなくなってしまうのでスポンジは水でビチョビチョにした。

更に、ボンドの粘度が高いのでボンドも水と混ぜてからパイプに薄く塗って突っ込んだ。
手がビチョビチョのベトベトなのでこの辺りの写真無し。

で丸一日、洗濯物と一緒に吊るして乾かしたのがこれ。↓
ボンドがはみ出してるけどこれくらいなら。.

これに自由雲台を付けて、
激寒でも一瞬でカメラを固定できるようクイックシューも付けて完成。

構造上、グリップが少し下になることを考えずに同じ長さにカットしてしまったから、握る位置が少し下がってしまった。

秤が無いから重さ比較は出来ないけど雲台が無ければ圧倒的に自作の方が軽い。

先端はゴムキャップを用途に応じて着脱。
岩場とか氷上、というか基本はアルミエッジむき出しで。
木道とか、キズ付けちゃいけない場所を歩く場合(多分そんな機会は無い)はゴムキャップ。

ゴムキャップの中には金属が入っているので下に付けても上に付けても潰れて割れることはなさそう。


使う前から想像できる問題があるけど大自己満足感の方が勝っているので早く使ってみたい。

・スポンジが厚くて柔らかすぎる
握力を食われる感じがする。
使ってみてダメだったら前にピッケルで使った熱収縮グリップに変える。
こっちの方がボンド使わなくて済むし確実に固定できるし、厚みが足らなければ二重にすればいいんだけど在庫してる店が無いから入手が面倒だった。

・濡れたら困る
水を吸ったら乾き難いし凍りそう。

・縮められない
我慢する。

・雲台が邪魔で休憩時に上半身を乗せられない。
キャップで対応。
てか、雲台無くても一脚として最低限機能するし。

あとは、 もう一本作るべきか考え中。
ポール一本だけで歩いたこと無いから背中が痛くなるかもしれないとか、
滑りそうなときに踏ん張れないかも(持ってない片手を氷について→クルっと滑って滑落)とか、
トレッキングポールと言うより老人の杖だな的な...


最初
前回

0 件のコメント:

コメントを投稿